例年広島方面で平和学習を実施されていた学校の皆様、
昨今のコロナウイルスの影響で広島まで旅行を実施できないケースが多いかと思います。
夢旅人ではバスで行ける近場の場所でありながら、尚且つ平和学習できるプランとして、
兵庫県・加西市/鶉野飛行場跡の見学コースを作成しました。
太平洋戦争時に特攻で亡くなられた若きパイロットの、日本の未来を考える数々の思いが残り、
また戦争当時の防空壕や飛行場跡、機銃座跡等が生々しく残る戦争遺構もご覧いただけます。
加西市のボランティアガイドさんが同行しグループワークで見学したり、
鶉野平和記念の碑苑保存会の方から当時のお話を聞いたりと、
戦争を知り平和について考えるきっかけ作りにいかがでしょうか。
【1日目】平和学習(鶉野飛行場跡&姫路海軍航空隊基地 戦争遺構の見学)
兵庫県・加西市に残るかつての姫路海軍航空隊基地跡と鶉野飛行場跡。
加西市ボランティアガイドさんや鶉野平和祈念の碑保存会の方からお話しを聞きながら、
戦争当時のことや戦争に対する残酷さや悲惨さを学びます。
巨大防空壕シアター
かつての姫路海軍航空隊の地下施設。
人が避難する防空壕ではなく、電力会社から、航空隊に供給する電源が切れたときに稼働できる「自力発電機室」として利用されていました。コンクリートでできた地下の巨大な空間には、当時の生々しい雰囲気が残ります。
現在は15分程度のプロジェクションマッピングで制作された映像をご覧いただける施設として利用されています。映像には戦時中「白鷲隊」として特攻で命を落とした若いパイロットの遺書が読まれるシーンがあり、当時の思いや戦争の悲惨さを伝えています。
局地戦闘機「紫電改」
実物大模型
鶉野飛行場跡の滑走路内に建てられた備蓄倉庫に、局地戦闘機「紫電改」のレプリカが保管されてます。紫電改とは太平洋戦争末期に旧日本軍が切り札として投入した戦闘機です。姫路で製造後ここ鶉野まで馬車で運ばれ、川西航空姫路製作所鶉野工場により全46機が組み立てられ、テスト飛行が行われました。実物大のレプリカで戦闘機を間近でご覧頂けます。また倉庫内には原寸大の操縦席も作られており搭乗体験もあります。
鶉野平和祈念の碑苑
戦後54年を経た平成11年に特攻隊で生き残った人々と地元有志が協力し、特異な歴史的背景を持つ鶉野飛行場跡を貴重な歴史遺産として後世に伝えるため作られました。
鶉野を離れた特別攻撃隊は鹿児島県・串良基地から5回にわたり出撃し、計21機、63名が沖縄の空に散りました。
毎年10月の第1日曜日に特攻隊で亡くなられた63名と練習中に亡くなられた7名を偲び、そして日本の平和が続くことを願い、式典が行われています。
碑 には、元特攻隊員の思いや戦死者、殉職 者名などが刻まれており、戦争と平和について改めて考えさせられます。
衛門前退避壕
※コンクリート防空壕
太平洋戦争末期に敵戦闘機の攻撃を回避するためコンクリートで作られた強固な退避壕です。この「コンクリート防空壕」の前に衛兵詰所と面会所がありました。
空襲時に詰所勤務の兵隊と面会者の退避に使われていました。
内部構造は爆風に配慮された通路と内部は凸型に屈曲しており、2箇所の出入口でつながっています。また壕内には30名程が入れる程のスペースがあります。
鶉野飛行場 滑走路跡
太平洋戦争が悪化しはじめた昭和18年に完成。優秀なパイロットを養成するための旧日本海軍の飛行場滑走路跡です。コンクリートで作られおり、戦争が終わってからも畑にならずに残りました。ここでたくさんの飛行機が飛び立ち、「紫電」「紫電改」の試験飛行に使用され ました。当時は長さ1.200メートル、幅60メートルもあり、当時のままで残る滑走路跡は日本でここだけかもしれません。全国でも貴重な戦争遺跡です。
対空機銃座跡
飛行場を攻撃してくる飛行機を迎え撃つためのもので5ヵ所ありました。今はそのうちの4ヵ所が残っています。その中でも写真の機銃座跡は地下室も含め完全に残った立派なものです。機銃は25㎜対空機銃と呼ばれ、1分間に230発の弾を発射でき、5.000mの高さまで飛ばせました。
衛兵詰所跡
姫路海軍航空隊基地への入り口には、門柱、衛兵詰所、訪問者との面会所が設けられていました。北条鉄道・法華口駅から約1km、現在はそれらをイメージした休憩所が整備され、工事の際に発見された門柱基礎が展示されています。
爆弾庫跡
丈夫な分厚いコンクリートで作られており、砲弾、爆弾、戦闘機に装備した機銃弾や燃料が貯蔵されていました。コンクリートの壁は70cm、天井は1mの厚みがあり、1t爆弾にも耐える構造となっています。内部は上からの加圧に耐えられるようにアーチ状で、奥には換気口が設けられています。建物の前には、土を盛り上げて飛行場の攻撃を防ぐ土塁(土の山)も残っています。
素掘り防空壕
固い土をツルハシやスコップで掘って作ったのが素掘りの防空壕です。
戦争中、空襲警報が鳴ると、ここへ逃げ込みました。素掘りの防空壕がここまで完全か形で現存しているのは珍しく、内部構造はコの字に曲がっており、別の入り口へとつながります。今も崩れることなくたくさんの防空壕が残っていますが、危険ですので進入禁止となっています。
※学習資料は以下よりダウンロードが可能です。印刷してご利用下さい。
【2日目】世界遺産学習、遊園地、レジャー施設 等
「姫路城」で世界遺産の学習をしたり、「姫路セントラルパーク」や「太陽公園」など、
テーマパークで最高の思い出作りを!
修学旅行といえば2日目を楽しみにしている生徒さんがほとんど!!
朝から夕方まで思う存分アトラクションを満喫できます。
※事前準備、旅行当日までの流れ
まずは行程作成&見積からスタート!ご希望の日時・内容をヒアリングし作成します。
行程が決まりましたら次は手配に進みます。ご決定頂いた内容に沿って貸切バス、宿泊、JR等手配を進めてます。
下見をご希望の際は日時とご人数をお知らせください。下見箇所の予約も代行致します!
旅のしおりが完成したらいよいよ旅行スタート!修学旅行に精通したベテランの添乗員が当日ご案内します。
緊急対応もお気軽にご相談ください!
1.行程作成・見積
まずは行程作成と見積から。
・実施希望日 ・全体のご人数
・例年の予算 ・希望行程
をお知らせ下さい。お客様のご要望に沿ったプランをご提案致します。
2.打合せ・下見
決定頂きました行程内容に沿って手配を進めていきます。全て予約完了しましたらご報告致します。
下見をご希望の場合は、希望日時・ご人数をお知らせ下さい。各所の下見も予約致します。
3.旅行当日
行程内容に沿って修学旅行に精通したベテランの添乗員が同行しご案内致します。当日の緊急対応等も当日お気軽にご相談下さい。
住所
〒565-0862
大阪府吹田市津雲台1-1-30
トナリエ南千里2F
電話・ファックス番号
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